色々入線 | 夜汽車の汽笛への憧情

色々入線

毎度ご覧いただきありがとうございます。


 だいぶ空いてしまいましたが、予告どおり、4月以降に入線してきたものを紹介していきましょう。

 

まずはこちら。

 

 
JR東海の373系です。
Tomixから久々に6両セットとして発売されたものです。
 
今は静岡地区の「ホームライナー」や「ふじかわ」「伊那路」といったローカル特急で活躍する373系ですが、かつてこの電車は特急「東海」や「ムーンライトながら」、またその送り込み運用の普通列車として東京に顔を出していた頃も再現できるセットと言えましょうか。
373系自体は昔から比較的縁のある電車で、特急「東海」ではよくお世話になったものですが、模型の方は様々な理由でタイミングを逸して入手できなかったものがようやく入手できました。
 
165系などの「東海顔」を正常進化させたスタイルは端正で、完成度の高いデザインではないかと思います。
 
一方で、急行型だった165系の置き換え用として、「特急列車と普通列車の両方に使える」仕様としたため、リクライニングシートを備えつつもデッキなしの両開き2扉というレイアウトには登場当時賛否が分かれたものでした。
丁度似たようなコンセプトの電車として185系がありますが、同じ湘南地区て使ったことも併せてこの電車は「JR東海流」185系と言って良いのかもしれません。
模型の方は方向幕やATS表記、前面の編成番号表記は2007年頃までの「東海」に使用していた頃のものとして整備しました。
 
 
お次はこちら。
 

 
鉄コレの小田急2200形と2320形です。
これらはほぼ同じ性能・仕様である2220形、2300形を含めて制御装置が形式「ABFM」であることからABFM車やFM車と呼ばれていました。
2200形は大きな2枚窓が並ぶ様子からネコなんて愛称もついていましたが、確かにネコ顔ですねw
 
2320形は元は当時のロマンスカー2300形の補助的役割を果たす準特急用として2扉セミクロスシート車として登場した名残で、変則的な窓配置になっているのが特徴的です。
 
さて、実は最初はフィーリングで「2320形一本と2200形2本位買おうかな」くらいに思っていたのですが、調べていくと2320形は真ん中に2200形を挟んだ6両編成をほぼ固定編成として組んでいたことが発覚。
2320形を2本と2200形一本に方針変更しました。
ところが、2200形を一本足せば、2320に挟む2200形と合わせて晩年の多摩線各停4連が組めることに気づいて2200形をもう一本追加。
この時点で模型屋に行って2200形2本と2320形2本の8両を購入してきたのですが・・・・・。
2320形に印刷してある前面表示が「急行 新宿」となっていることに気付いてしまいました。
そこから、「2200形を一本足せば小田急迷物FM車のブツ10急行ができてしまう」と思いついてしまい・・・
次の週に2200形が一本追加で入ってきましたw

見事なネコまみれですww

なお、この記事を書いている時点でまだ入線整備は終えていません。
8月にgreenmaxからナンバーインレタが出てくるようなので、そちらを入手したら本格的に整備しようと思っています。
 
さて、これだけで済んでいればよかったのですが、小田急中型大増殖には続きがあります。
FM車6連の急行の相手として2200形の2+2が連結されるのはどちらかと言えばイレギュラーで、本来多かったのはHE車こと2400形でした。
そこで出来心でヤフオクで探してみたら・・・・
 

見つけてしまったのです。
ほぼ未使用のマイクロエース2400形新塗装・非冷房車。
動力車を減らして軽量化しつつも、軸重を稼いで粘着力を稼ぐため、先頭車と中間車の車体長が大幅に異なるのが特徴的です。


この電車も子供の頃幾度となく乗った電車で、割と思い出深い電車です。これも購入タイミングを逸して入手できなかったものが今になってようやく入手できました。
 


それにしても、FM車と合わせて小田急の中型車が一気に14両。増えすぎですねwww
 
 
お次は先月再生産された相鉄12000系です。


相鉄12000系は2019年11月に始まった貨物線経由でのJR埼京線への直通運転に備えて用意された電車で、ネイビーブルーの塗装とスタイリッシュなデザインが特徴的です。いやぁ、かっこいいですね!

実物はこんな感じですが、実によく再現されてることがわかりますね!

それまで大手私鉄ではありながらも横浜地方のローカル私鉄に過ぎなかった相鉄が、都心デビューするに当たっての広告塔とも言える存在で、その前面スタイルはそれまでの通勤型電車とは一線を画す、なかなか攻めたデザインになってると思います。
ツイッターとかを見る限り、一般の人にもなかなか好評な様ですね。

 それにしても、昔は相鉄といえば地方私鉄のような味わいのあるスタイルだったのが、見頃に化けたものですねww
模型はTomix製で、昨年の発売時には「北斗星」にハマってしまったために予算の都合で見送ったものですが、無事入手できました。今回生産分は新型動力になったので結果オーライと言うところでしょうか。
昨年入った同じYNB塗装の9000系やJRのE233系と一緒に「今時の相鉄シリーズ」で遊ぶことができる様になりました。



最近のTomixらしく造形は大変素晴らしいのですが、表記類は色々寂しいことになっているので、サードパーティーのインレタやステッカーをたんまり使ってデコレーションしていく予定ですw
うっかりして腰をやってしまったので作業は未着手なのですが、復活したら小田急共々整備していこうと思います。
 
 
かつて京浜東北線を走っていた209系0番台後期車も入線してきました!
「価格半分、重量半分、コスト半分」のコンセプトから「走ルんです」などと俗称も付けられましたが、実際のところなかなか言い得て妙といったところはあります。
新世代の電車の試作車とも言える極限設計がなされていてファンの好みは二分しているところがありますが、日本の鉄道車両製造に大きな変革をもたらした事は間違いないでしょう。
自分としては通勤で毎日乗ったりスッキリしたデザインが好みだったりで結構好きな電車ですw

実は京浜東北の209系は我が家で2本目で、最初に買った方はなんと大学生の頃に買った約25年前の初回製品。
灯火や集電、動力の差に技術の進歩を感じる一方で、25年前の初回製品もディテールは当時としてはかなりよくできた製品だったと改めて思わされます。
ちなみに初回版は川重製の1・2次車、今回製品は新津製の9次車がモデルとなっていて、それぞれの差異までよく再現されてます。
解りやすいのは窓枠や屋根のリブですが、その他の細かい所もよくできてます。Tomixさん、なかなかやってくれますねw

それにしても、209系は我が家で36両と一大勢力になりつつあります。やっぱ209好きなんですねwww
 
そしてついにこれも、、、

東武の最新型特急車、リバティこと500系です。

特別企画品の6両セットの方を入手しました。
ラベルがカッコいいですね!

最後はこれ。
最大勢力400両にして、約45年間東急田園都市線のヌシとして活躍してきた東急8500系です。
東急といえばこの姿を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

7000系から始まったオールステンレスカーの系譜ですが、米国Budd社の教えを日本流に昇華させたデザインと言えるでしょうか。シンプルで飽きの来ないスタイルは今でも古さを感じさせません。
実車は一昨年から急速に置き換えが進んでおり、いつの間にか絶滅危惧種となってしまいました。
模型はGM製ですが、印象把握が見事でどこからみても東急8500ですw
昔からよく乗った電車なので入手できて感慨もひとしおですw

というところで、今回はここまで。
 
次回は2月に入手した京急230形について書いてみる予定です。