あけましておめでとうございます | 夜汽車の汽笛への憧情

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。


ディープで薀蓄まみれかつ、拙文だらけの本ブログではありますが、今年もよろしければご覧いただければ幸いです。


さて、今年の新年企画?ということで、今年も色々並べてみましたw

昨年末にめでたく関東大手鉄道事業者が揃ったということで、時代はバラバラではありますが、鉄道模型ならではの夢の共演開幕ですw



左から

東武、西武、小田急、東急、京王、京成、京急、相鉄、営団(東京メトロ)、東京都

となります。

各車について軽く紹介いたしましょう。




東武の代表は8000系です。


言わずとしれた「私鉄の103系」。東武の通勤電車の主役として活躍しました。今は一線を退きつつありますが、支線やローカル線でいまだ現役です。




西武の代表は新101系です。


池袋線の通勤輸送の主役のみならず、強力なモーターを携えて秩父の山道を走り抜けました。こちらも一線を退いてますが、ワンマン化改造されつつ多摩川線や狭山線で最後の活躍をみせています。




小田急の代表は1000形です。


同社初のステンレスカーながら、地下鉄乗り入れも地上運用もこなす、通勤電車の主力として活躍しました。

近年は後輩に押されて廃車も始まってますが。多くはリニューアル工事を受けていまだ主力の一角として活躍しています。




東急の代表は8500系です。


約45年間も田園都市線の主力を務めただけでなく、東横線や大井町線でも活躍しました。東急と言えばこの電車を思い出す人も多いと思います。最盛期には400両を越す大勢力でしたが、ここ数年で急速に置き換えが進んで、いまや風前の灯となっています。




京王の代表は1000系です。


井の頭線初の20m級の大型車で、輸送力増大に貢献しました。現在も同線のヌシとして活躍中の電車です。初期車は25年選手となりますが、リニューアル工事も受け、まだまだ活躍が見られそうです。




京成の代表は3200形です。


かつては赤い塗装から「赤電」と呼ばれ、京成線内のみならず都営浅草線や京急線でも活躍しました。また一部の車両は北総にリースされ、7250形として活躍したこともあります。赤電グループとしては最大勢力の88両となりましたが、後輩の3700形や3000形に置き換えられて2007年に引退しました。

なお、我が家に所属する車両は「開運号」用として製造された車両で、3200形でありながら3150形の様な片開き扉となってる異端車です。




京急の代表は新1000形ステンレス車です。


現在の京急の主力として活躍する電車で、ご存知の方も多いと思います。地味なスタイルですが、足回りは加減速と高速性能を併せ持つ京急らしさ溢れるマッチョな電車ですw

仕様を変えつつ未だに増備が続いており、今後も長い間活躍することでしょう。




相鉄の代表は9000系です。


過去の相鉄の伝統である外出しディスクブレーキと直角カルダンを備えながら、YNB塗装で車両内外ともにリニューアルしたという、相鉄過去と現在をMIXした面白い電車です。カタログスペックは凄い動力性能なのですが、相鉄線内ではそれを生かす場所が無いという宝の持ち腐れな電車でもあります。スマートが外観と合わない直角カルダンの雄叫びを上げながら今日も横浜の街を走り抜けていますw



営団地下鉄(現東京メトロ)代表は5000系です。

シンプルなデザインながら、最混雑路線である東西線のみならず千代田線も支えた名車で、かつては営団の中での最多勢力でもありました。窓が小さい昭和後期の地下鉄らしいスタイルがお気に入りですw
メインの活躍の場である東西線からは2007年に撤退しましたが、千代田の綾瀬支線で生き残り、2014年まで生き延びた長寿形式でもありました。



都営地下鉄代表は先日入線したばかりの5300形です。

先日まで都営浅草線のヌシとして君臨した電車。スマートなデザインは現在でも古さを感じさせません。浅草線のみならず京急・京成・北総線でも幅広い活躍を行い、独特の走行音や電子警笛の音から「交通局の白い悪魔」などとも呼ばれましたw
既に登場から30年となり、後輩の5500形に置き換えられて残り一本という絶滅危惧種となってますが、5500形がSR無線設置工事進行中のため辛くも生きながらえてる様です。

以上、関東大手事業者が揃ったので並べてみた企画でしたw


というわけで、今年もよろしくお願いします。