そして新入り紹介は続くw | 夜汽車の汽笛への憧情

そして新入り紹介は続くw

毎度ご覧いただきありがとうございます。

 

前回投稿からすっかり間が開いてしまいました。

プライベートで色々あってブログを書くモチベーションが湧かず、すっかり時間が経ってしまいましたが、ようやくモチベーションも復活してきたので久々に投下しますw

 

ブログは休んでも車両は順調に増えているので、今回も新入り紹介しますw

 

さて、一昨年、ウッカリ東武のスペーシアこと100系に手を出してしまい、以降ジワジワと私鉄特急車が増えてますが、半ば衝動買い的にコレを入手してしまいました。

 

小田急70000形です。

 

 

「GSE」の愛称を持つ最新型のロマンスカー。

大きな窓と鋭角的なスタイル、そしてなんと言っても前面展望を楽しむことができる展望席があるのが魅力です。

 

「ローズバーミリオン」と呼ばれる赤色に包まれ、大きな窓と展望席をもつこの車両はかつて名鉄で走っていた名車「パノラマカー」をどこか思わせる部分があり、それ以外にもパノラマカーを作った日本車両製だったり、小田急の展望室付きのロマンスカーとしては初めての20m級ボギー車だったり(従来のロマンスカーは他では珍しい連接構造となっていました。)、パノラマカーの補助灯があった前面展望席窓の上の両端部分にヘッドライトがあったりと何かと共通点が多いことから、パノラマカーの再来とも言われたりします。

一方で、窓下にはロマンスカーの伝統カラーである「オレンジバーミリオン」の帯を巻いていたり、出入り台付近の標記や意匠は先代ロマンスカー50000形VSE車から引継がれたものになっており、しっかり小田急ロマンスカーの伝統も受け継いでいます。

 

さて、歴代の展望室付きロマンスカーがロマンや非日常を追い求めた仕様となっていたのに対し、このGSEこと70000形は比較的実用面にウエイトを置いたものとなっています。上でも書いたとおり、VSE車までのロマンスカーが高速化を目指して連接構造を採用し、「走る喫茶室」と呼ばれる販売スペースを供える一方で、比較的乗車時間が短いことから座席はリクライニングが省略されたり、リクライニングはすれど座席が硬めだったりしましたのに対し、GSE車はホームドアの設置を考慮して通常のボギー構造となり、供食設備も車販準備室のみとなる一方で、座席は改良されて座り心地が向上した他、Wi-Fiを使用して前面展望や沿線案内を流すコンテンツが用意されるなど今時の列車らしい設備を備えています。そういう意味では質実剛健なロマンスカーと言えるでしょうか。

しっかりとしたギャレーを備え、淹れたてのコーヒーを提供できる車販準備室を備えてましたが、昨今の事情により車内販売を止めてしまいました。残念ですね。

 

さて、模型の方はTOMIXのいわゆる「旧製品」で、トップナンバーの70051編成です。

現行製品は70052編成となっているので、オクで状態と値段が手頃なものが出品されたこともあって、敢えて中古で入手しましたw

 

 

初回製品の70051編成はパッケージも専用のものになっていて、ちょっとしたプレミア感もありますw

さすがに今どきのTOMIX製品らしく、造形は文句なしです。

塗装も綺麗で思わずニヤニヤしてしまいます。

ところでこの製品、何故か展望室だけ室内灯が標準装備な謎仕様になってます。

 

 

うーん、ちょっと幽霊列車みたいでカッコ悪いですねw

というわけで、室内灯を入れようとおもったのですが、これまでの自作だと納得いく状態にするのに手間がかかりすぎてしまうので、今回はグランライトを試験導入してみました。

 

照度切り替えのできるグランライトプレミアムの電球色を使用してみました。
デフォルトではグランライト部分が明るすぎましたが、低照度モードにするとこのとおり。色合い・明るさともにバランスが丁度よくなりました。なかなか良いですねw
それにしても、グランライトは凄いですね。実装が自作より遥かに簡単なので、一気に装備できてしまいました。手軽かつ自作並の柔軟性があり、しかも純正品より安価ときているので、信者がいるのも頷けます。
自分もグランライト教に入信したくなってしまいましたw
 
 
 
 
次に入線してきたのはコレ。
 
国鉄の電気機関車EF61形です。
細いエアグリルを持ち車体が長く、スマートな外観が魅力的な機関車ですね!
 
蒸気暖房用のボイラーを備え、高速運転の可能な旅客用の新性能機関車として登場。名機EF58の後継者になるかと思われましたが、時代が在来型の客車の優等列車自体がオワコン化していたためたった18両のみで製造終了となりました。そして、登場から僅か数年後に新幹線が開業。EF61を必要とするような優等客車列車はあっという間に減ってしまい、システム上辛うじて在来客車を多用して高速運転を行う急行荷物列車や、本来の使用用途から離れる貨物列車にも使用されました。
本命ともされるブルートレインの運用は、ブルトレ客車の20系自体が蒸気暖房を必要としないシステムになっていたことから貨物機ベースながら安定した性能を持ち、汎用性の高いEF65に奪われてしまい、さらに、EF60に次いで新機軸として導入されたクイル式駆動装置が当時の国鉄の保守レベルを超えており、故障が多かった事などもあって悲運の旅客機とも呼ばれています。
 
昭和40年代以降は広島に集中配備され、東海道・山陽本線の荷物列車運用をメインに活躍しましたが、運用の都合で浜松以西のみの運用となっており関東にはあまり縁のない機関車となっていました。
偉大なる先輩であるEF58のサポート的な役割で細々と活躍を続けましたが、昭和59年に山から降りてきたEF62にその活躍の場を奪われて、ひっそりと引退していきました。
 
模型はKATOから今春発売された製品です。
長い間NゲージでのEF61はマイクロエースの独壇場でしたが、ようやくKATOが出してくれました。やはりKATOは寝て待てですねww
 
 
EF61特有のスマートな外観を見事に表現してくれてます。いやぁ、かっこいいですね!
ナンバーは僚機がシールドビーム2灯化される中、1983年まで原形1灯のままだった16号機にしました。実車は同年中に廃車になってるので、ひょっとしたら廃車まで原型ライトのままだったかもしれないですねw
 
我が家でも荷物列車中心に、「屋久島」などの客車急行で活躍してくれることでしょう。
 
 
お次はこれです。
 
特急ラビューこと、西武鉄道001系です。
 
宇宙船のような衝撃的なデザインに惚れ込んでしまい、思わず入線となりましたw
 
特急ラビューこと西武001系は、西武池袋線・西武秩父線系統で活躍していたレッドアローこと10000系が老朽化してきたため、2018年にデビューした特急車両です。
内装は西武の電車のイメージカラーであった黄色をベースに「リビングの様な空間」をコンセプトとして構成されており、大型のリクライニングシートと白い壁面が特徴となっています。そしてなにより、このコンセプトは外観にも影響を及ぼしており、異例とも言える大きな窓は1350mmの縦幅を誇り、下辺は座席の膝下となっていて秩父の山岳風景や池袋付近の都会の風景を存分に味わえる様になっています。
外装は「風景に溶け込む」をコンセプトとしており、鈍く反射をする銀色に塗装されています。大きな窓が等間隔に並ぶ姿というのはやはり端正で、シンプルながらも上品な感じがします。
車内設備はレッドアロー時代からのシンプルな構成で、サロンスペースや供食設備は一切なく、全車がモノクラスの座席車となっています。元々西武の特急は秩父方面への観光特急と言いつつもライナー的な要素が強いものとなっていて、利用料金もかなり安価なので宜なるかなと言ったところでしょうか。このあたりが同じ様な距離を走る小田急ロマンスカーと性格が異なっていて、面白いところです。
サニタリースペースも1号車と5号車のみとなっています。女性向けのパウダールームがあったり、バリアフリー対応の大型トイレがあったりするのは今どきの電車らしいところですね。
 
デッキは全車片側1ヶ所となっています。
面白いのは上の写真のとおり、ドア位置が車端より少し内側となっていることで、E233系と比べるとわかるとおり、通勤電車のドア位置の合わせてあることが判ります。かつてのこのような特急車の場合は定員を確保するため車端いっぱいにデッキを寄せるのが普通でしたが、西武ラビューはホームドアの位置を考慮したものになっている訳です。(小田急GSEも同様の特徴があります。)この辺りも今どきの電車らしいところですねw
 
模型はマイクロエース製で、長い開発期間を経て今年ようやく発売となりました。
この模型で特筆すべきはやはりこの動力車でしょう。
ラビューの特徴である大きな窓でも窓下までシースルー出来るように、極限まで床の高さを下げた動力ユニットは見事としか言いようがありません。この写真のとおり、室内をみただけでは一見動力車には見えません。
その分、ダイキャストが薄く軽量になっており、牽引力が落ちる懸念があったのですが、マイクロエースは天井裏にウエイトを載せることで重量不足をクリアしました。これは素直に称賛に値すると思います。
 
複雑な曲面にバカデカい窓、シンプル故に誤魔化しの効かない側面など、模型メーカー泣かせの要素がギッシリ詰まった電車ですが、これだけ実車の雰囲気を見事に再現したのは凄いとしか言いようがありません。
鉄道模型史に残る傑作だと自分は思う次第です。
 
ところで、
室内はこのように黄色で成形されたパーツとなっており、電球色の室内灯をつけると真っ黄色になってしまいます。それはそれでイメージどおりとも言えるのですが、窓が大きい分目立つので
 
このようにに内装を自作してみました。
ステッカーを自作して貼り付けています。
車体を載せるとこんな感じ。リビングの様な空間を再現できたでしょうかw

なお、ラビューはマイクロエース純正の薄型室内灯ユニットを取り付けています。
隣のGSEと比べるとだいぶ明るさが違いますねw
こんな感じで明るすぎるくらい明るいので、もう少し落ち着いた感じにすべく、フィルタ等での減光を思案中です。
 
ラビューの次に入ってきたのはコレです。
 
横須賀・総武快速線を走る新型電車、E235系1000番台です。
 
ドットパターンのグラデーションを配した平面的な前面デザインから、「電子レンジ」などと呼ばれています。
また、横須賀色と呼ばれる青とクリーム色を基調とした塗装となっていることから「スカレンジ」などとも呼ばれ親しまれていますw
 
E235系1000番台について改めて軽く解説しますと、横須賀・総武快速線で活躍するE217系が老朽化してきたのに対応し、その置き換えのために2020年に登場した向けの新型電車です。2015年に山手線向けに登場したE235系の派生型で、横須賀・総武快速線用にグリーン車を連結しているのが特徴です。フルSiC適用のMOSFET-VVVFインバータを使用。主電動機も全密閉式と最新モードで固めた電車で、列車情報情報装置にINTEROSを搭載しています。
主電動機出力は先代となるE233系と同じ140kwですが、フルSiCインバータの特性に合わせる故か、ギア比が7.07とE231系並みに高く取られています。E233系でギア比を6.06とする時には「電動機の回転数を抑えることで騒音を低減する」という建前があったはずですが、どうなんでしょうね。全密閉式とすることで電動機を通り抜ける風の騒音や埃等が入らないことで保守の低減を狙っていますが、実際には狭軌ゆえに継手と冷却ファンの隙間が狭い故か、高いギア比も相まって高速度域になると継手の風切り音らしき音が程よく鳴り響き、「新型なのに爆音モーター」「令和の113系」などとも呼ばれている状況だったりしますw
音鉄的には好ましい電車なんですけどねwww
ほぼ同型の電動機を使用していると言われる東急の2020系などは駆動方式がWN駆動式であるゆえか、同じギア比にもかかわらず高速域でも非常に静かなので、おそらくそういうことなんじゃないかと思っていたりします。(あくまで推論で実際はわかりませんw)
E235系1000番台の機器の最大の特徴としては、非常走行用バッテリーがJRの営業用電車としては初めて搭載されたことで、非常用バッテリー搭載の場所を確保するためにモハE234形の一部は元空気ダメを屋根上に搭載しているのも特徴です。
車内設備は、沿線人口の増加に伴う日頃の混雑に対応してか、旧型の32系電車時代から一貫してボックスシート付きだった横須賀・総武快速線としては珍しく普通車がオールロングシートで登場しましたが、コロナウイルスの猛威により混雑が緩和されてしまっているのはなんとも皮肉なところです。(なお、オールロングシートの電車自体は32系が導入される際に、数合わせのために一時的に31系などが入っているため、初ではありません。)
山手線向けで導入されたデジタルサイネージは1000番台でもしっかり搭載されており、座席上の車内広告はLCD化され、いかにもハイテク電車といった風情になっています。
一方、グリーン車はフリーWiFiが設置されたほか座席にコンセントも付いており、また普通列車用グリーン車としては初のLCD装置搭載や、黒を基調とする落ち着いたインテリアなど、かなり評判が良い様です。
 
最近の電車らしく、2020年の登場以来猛烈な勢いでE217系を置き換え・・・・とおもいきや、車両工場のリソースがローカル線向けのE131系の製造に向けられたため一時的に増備が止まっていましたが、2022年春から増備が再開され、その猛威を奮いつつあります。なお、製造再開後の車両(F-14,J-14編成以降)は、コストダウンのためか網棚や貫通扉、ドア横の柱、吊り革などがE231系同様のものに仕様変更されており、ちょっとした先祖返りの様相になっているのが面白いところです。今後の製造予定数を考えると、こちらの方がむしろスタンダードとなっていくのでしょうねw
 


模型のほうはKATOから最近発売されたもので、実車同様の11+4の15両編成で入線しました。
実はE235系、山手線仕様が登場したときにKATOもTomixも不満点があって購入を見送っていたのですが、このKATOの1000番台ではそれを諸々クリアしてきたのでおもわず飛びつきましたw
それにしてもやはり、15両編成は圧巻ですねw
嬉しいのが今回からドアコック位置表記が印刷で入ったことで、これまで地味にインレタで苦労していたので整備が楽になりました。その他、行先やジオマトリックス、ドアや窓の表記は世田谷のインレタと銀河のステッカーを併用して軽くディテールアップしています。
 

余談ですが、このE235系を入れたことで、地味に品鶴線を走る定期列車のプレイヤーがほぼ揃いました。ここまできたら、E217系も欲しいですねぇ。
 
最後に入ってきたのがこれです。
 


189系、「グレードアップあずさ」です。
185系、485系3000番台に続く、JR仕様の国鉄型特急電車の入線となりました。
元々国鉄特急型としては異色だった185系や、「魔改造」レベルでJR車っぽくなった485系3000番台と比べて、この189系は塗装こそJRメイクであるものの、いかにも国鉄特急型らしい風格を醸し出しています。いやぁ、かっこいいですね!
実は意外とJRメイクな国鉄型も好きなんですよねw
 
さて、この189系「グレードアップあずさ」ですが、実はプロトタイプとしては意外と活躍期間の短い電車だったりします。
分割民営化後、中央東線の特急「あずさ」「かいじ」に使用される特急型電車は主に183系1000番台と、「スーパーあずさ」用の振り子電車E351系となっていました。このうち、「グレードアップあずさ」は183系のうち、指定席車両の内装をリニューアルし、シートピッチの拡大や窓の拡大、セミハイデッカー化などを施したものを指していました。当初はホワイト基調に緑と赤とベージュの帯を巻いた「グレードアップあずさ色」となっていましたが、1992年頃からフォギーグレーとアルパインブルーを基調とした「あずさ」色となりました。
しかし、1997年10月に北陸新幹線が長野まで暫定開業された際に「あさま」で使用していた189系のグレードアップ車が余剰となったため、車体塗装を「あずさ色」に改めつつ特急「あずさ」に転用されました。これが今回我が家に入線してきた通称”189系の”グレードアップ「あずさ」ということになります。ななかなややこしいですねw
本家183系1000番台の「グレードアップあずさ」が9両編成であるのに対し、189系「グレードップあずさ」は11両編成と長く、本家より堂々とした姿が特徴となっていました。また、183系が松本運転所(当時)所属で、前面に連結器カバーがなかったのに対し、189系11連は車庫の収容能力の都合で長野運転所(当時)所属のままとなっており、連結器カバーがついていたのも特徴でした。(ただし、元「あさま」用の189系の中には9両編成に組成しなおして松本区に転属し、183系1000番台と共通運用になったものもいます。なんだかややこしいですねw)
もっとも、183系1000番台と189系は碓氷峠を除けば混用も可能な兄弟形式であり、見た目もほとんど一緒なのでぱっと見はほぼ同じに見えます。


さて、1997年に登場した元「あさま」車による11連のグレードアップ「あずさ」ですが、「あずさ」のほか一部の「かいじ」や、上りの夜行の急行「アルプス」にも使用されていました。しかし、元々国鉄型ということもあって老朽化は進んでおり、2001年よりE257系に置き換えが始まって2002年春には「あずさ」「かいじ」から撤退。2002年冬に急行「アルプス」自体が消滅して定期運用を失いました。これらの車両は、田町や幕張、大宮などに波動用として異動しているため、この製品の姿で活躍したのはわずか5年間のみだったということになります。「あずさ」色の183・189系自体はなんだかんだで2018年まで生き延びているので、なんだか意外ですよね。
ちなみに、豊田区で波動用としてしぶとく活躍した「あずさ色」の189系M50編成は全車が窓の小さい非グレードアップ車となっていて、この製品で6連を組んでも厳密には違った姿ということになります。(Tomixからそのものスバリの製品が発売されてますねw)
また、9連とした場合でもグリーン車の窓配置が一部異なっているため、1997年以前の姿とするには「タイプ」ということになります。
 
模型は少し前(2019年)に発売されたKATO製品です。結構長い間在庫があったのですが、今年Tomixから同様の製品がアナウンスされたためか急速に在庫が減ってきていたため、慌てて購入しましたw
長野区にいたN203編成がプロトタイプになっていて、各車の細かな差異がしっかり再現されているのがポイント高いところ。特にこの編成は4ユニット入っているモハ車はグレードアップ車の前期車、グレードアップ車の後期車、非グレードアップ車の後期車と3タイプ揃っているのですが、最近のKATOらしくしっかり作り分けをしてきているのが素晴らしいところです。
両端のクハは実車が「あずさ」転用の際に方転したためジャンパ栓受けが移設されているのですが、これもしっかり再現してきています。


当然ながら、グリーン車は窓が1列少なく電話室が付いた「あさま」仕様になっています。大昔はこのあたりは共通部品でお茶を濁していたところですが、最近の製品らしくしっかり再現しているあたりに時代の流れを感じてしまいますw
逆にここまで作り込むと転用が効きにくくはなるのですが、同時期に多数派だった松本区の9連も、上述のとおり元「あさま」車の転籍組がいるため、1ユニット抜くことであまり違和感なく再現できるのが嬉しいところです。


前面のヘッドマーク転換装置はKATOの得意技で、ドライバーを回すだけで「あずさ」の他「かいじ」「急行アルプス」「かいじほたる祭り」としても遊ぶことができます。昔の製品と比べるとガラスも入ってHゴムの色もしっかり入っており好印象です。唯一残念なのが、側面の方向幕部分が、印刷済みなのは良いのですが光を通さないパーツになっていることでしょうか。このあたりは最近のKATO製品の「買ってすぐ遊べる」なポリシーによるものなので、ある程度仕方ない部分ではあるのですが。
 
余談ですが、実車の183系1000番台「あずさ色」のグレードアップ編成は485系改造の変態クハが多いためか、大昔の旧製品以来、案外製品化されていないんですよね。(たしかマイクロエースのみだったはず。)KATOあたりから出してくれないかなw
 
以上、最近の入線車の紹介でしたw
 
なかなかブログを書く時間が取れないので、今後も当面はこんな形になると思います。